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■精神を安定させて健康になり、勇気を与える石 第三紀時代の針葉樹林の樹脂が化石化したもので、地中から採取されるため便宜上、鉱物として扱っています。地中に埋没した樹脂が長い年月をかけて凝固したもので、日本での呼び名は「琥珀(こはく)」です。昆虫や植物の葉が混入したまま固まったものもあります。 つややかで透明感がありながら深みを感じさせる濃淡が特徴的です。優雅な趣があり、小さなサイズでも風格を漂わせています。 燃やすと香りがすることから、アラビア語でanber「龍涎香(りゅうぜんこう)」と呼び、次第に現在のamberに変化しました。和名の琥珀は、中国の漢の時代、虎の魂が死後石になったという伝説ら由来します。 神秘的な力があると考えられ、古代エジプトやギリシャでは儀式の際に、東洋では病気の治療に用いられていました。 ★装飾品から軍事利用まで 琥珀は日本人にとって馴染みの深いものでした。古くから装飾品として用いられ、古墳からは琥珀を加工した勾玉(まがたま)が出土しています。江戸時代に加工された細工物のほか、お香、医薬品として活用されました。 宝飾品や工芸品に加工された美しい姿からは想像もできませんが、明治・大正時代は船舶の錆止め、第二次世界大戦中は、軍艦の塗料やレーダーの絶縁体に用いられたようです。 @ 古代、ギリシャなど地中海沿岸では、神聖な護符として、呪い師たちが治療や占いなどの儀式を行う際に、ペンダントとして身に着けていたと言われています。 A 見る人の心に染み入るような深い色合いのアンバーですが、そのパワーはおだやかに身体面に作用するといわれています。不調を癒し、健康を損なう原因を取り除いてくれるのです。健康な人に対しては生命力のバランスを整え長寿へと導いてくれます。 B すばらしいヒーリングエネルギーを秘めたパワーストーンとして知られており、予言、テレパシー能力開発など、霊的向上を促すパワーがあり、情報や伝達を良好にする効果もあります。 生命力・健康を司る第1チャクラに当てて瞑想します。痛みや不調を感じる部分に当ててもいいでしょう。 @ 霊的向上を目指す人は、この石を常に身につけて瞑想や占いを行っていると、眠っていた神秘の力を目覚めさせることが可能になっていきます。 A 「健康に不安のある人」、「他人からの言葉や情報を理解しにくい人」などは、アンバーの力で高ぶった感情を鎮め落ち着かせ、健康長寿にも効力を発揮します。 ★アンバーは、水による浄化や、長時間の日光浴はおすすめできません。軽く柔らかい性質のため、傷がつきやすいので注意が必要です。 |
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