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■心を清め、集中力を高めてくれる石 紫外線を当てると発光することを「蛍光」といい、フローライトは蛍光を発することから、日本名を「蛍石」といいます。半透明で、色は無色、白色、緑色、紫色、青色、ピンクとあり、さまざまな色がグラデーションになった美しい結晶もあります。 純粋なフローライトは無色透明ですが、緑色や紫色を帯びたものが多く、結晶の輪郭に沿って縞模様が浮かぶ石もあります。結晶の形は立方体が最も普通です。 ちなみに「フローライト」という名前はラテン語の「fluere」(流れる)からです。融解しにくい物質を溶かすための融剤として用いられていたことに起因するようです。 神秘的なパーティーカラーの良質なフローライトをカッティングしたものは、宝石として見ても非常に美しいのですが、残念ながらこの石は硬度が低く、ちょっとした衝激にもかけやすいため、ジュエリーとして加工されることはほとんどありません。 彫刻に用いられることが多く、比較的やわらかいので取り扱いには注意が必要です。 @ 高次元の精神を、自己の内より導き出してくれるので、注意力が高まり、思考がクリアになります。精神が徐々に研ぎ澄まされてくると、高いレベルで精神活動が展開できるようになるでしょう。また、精神集中を妨げるストレスを取り除いてくれる効果もあります。 ★集中力を高めたい日は、アクセサリーとして身につけておくといいでしょう。勉強や仕事の能率をアップさせるなら、机の引き出しに入れておくだけでも効果的です。しっかりと力を受け取りたいときは、常に視界にはいるところに置くようにします。 @ 毎日の勉強や仕事で、すぐに集中力が途切れてしまう人は、なるべく目に付きやすいところに置いておくことで、集中力を保つことができるだけでなく、モチベーションの維持にもつながります。 A 入試・入社試験のときには、フローライトをポケットなど体の近くに忍ばせて臨みましょう。雑念を払って集中力を高めてくれるので、緊張せずにすむでしょう。アガリ性の人にとっては心強い石といえます。 B 人間的な未熟さを感じている人は、緑色のフローライトを持ちましょう。精神的に未熟な部分を成長させ、大人の対応と行動が取れるようになります。 C 精神世界をより深く極めたい人は、紫のフローライトがあなたの奥深くに眠る潜在意識を引き出し、理解力を高めてくれます。 D 瞑想がうまくできない、落ち着けないという人は、青のフローライトを使うと心に静けさをもたらします。 E 体調やコンディションがなくとなく悪い人は、白のフローライトで軽く体を擦るとバランスを整えてくれます。 ★太陽光、水、塩などは変質のおそれがありますので、避けたほうがよいでしょう。フローライトは、熱や紫外線による発光のほかに、結晶軸に沿って規則正しく割れやすい性質でも知られています。取り扱いには注意が必要です。 |
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